本日5月28日にTBS系 この差って何ですか? という番組で
多くの人が間違いがちな薬の飲み方の差を特集していました。
まず、一つ目
上を向いて飲んではいけない薬がある
ということでしたが、カプセル・錠剤・粉薬のうちどれが上を向いて飲んでいけないか、というクイズありました。
これはカプセルが正解なのですが、
それはカプセルだけが水に浮いてしまうためです。
カプセルのように水に浮くものを上向きで飲もうとすると、先に水だけ飲んでしまい、カプセルだけが口の中に残り
カプセルがのどにくっついたり、気道に誤飲しやすくなってしまうのです。カプセルが食道などにくっついたままだと潰瘍を起こす恐れがあります。
そのため、カプセルについては飲み込むタイミングで下を向くほうがよいでしょう。
2つ目は風邪薬を市販の栄養ドリンクで飲むのは危険というお話です。
これは、風邪薬と栄養ドリンクの中にそれぞれ入っているカフェインが重複して
カフェインの摂りすぎで頭痛などの副作用がでやすくなるということです。
ただ、風邪のときにどうしても栄養ドリンクを飲みたいと思う方もいらっしゃると思います。そういった方には風邪のときにものめるようなカフェインが入っていない栄養ドリンクもありますので、ぜひ薬剤師に相談してくださいね。
また、薬はお茶などでのむより、お水がよい、という話もありましたが
お水といっても、できれば軟水がよいでしょう。ミネラルウォーターなどの硬水のなかにふくまれるミネラルで薬の効果が弱くなることがあります。
白湯はおすすめです。
お薬を飲む際はアルコールは×
どちらも肝臓に負担をかけます。時間をあければいいということでもないので、できれば薬を飲まないといけないような体の状況の時はアルコールを控えましょう。
3つ目は目薬を冷蔵庫で保管するのは危険、というお話でした。
目薬を冷やすこと自体に問題がないことが多いですし、もともと冷蔵庫で保管しないといけない目薬も存在しますが、凍結すると薬の効果がなくなったりすることがあります。
基本的には凍結に注意して保管してください。
中には冷やすのがむいていない目薬もあるので、薬剤師の指示に従ってください。
目薬の期限についても触れられていましたが、外装に書いてある使用期限は未開封のものです。
薬によっては開封後1週間のものもあります。基本的には開封後3か月を目安に残ったものについては破棄するようにしてください。
ただし、3か月たっていないものでも、あきらかにゴミが浮いているような目薬はもったいないと思っても破棄してください。
テレビでせっかく薬について説明してくれたのでメモ的に記事を書きました。よかったら参考にしてください。