ヒノキの花粉は例年GWくらいまで続きます。ヒノキ花粉症のかた、あともう少しの辛抱です!

私は絶賛花粉症中です。

さて、前回は目薬のさし方についてお話しました。

薬局でたまにお子様への目薬のさし方についてお母様からご相談を受けることがあります。

自分の目に得体の知れないものが入ってきたら恐怖ですよね。

自分の病気をなおすために必要なものだ、と言って理解できる年齢になるまでは親御様もお困りのことと思います。

そこで、今回はお子様への目薬のさし方をお話したいと思います。

①まず親御様の手を清潔にします。

理由は前回の記事でお話したのと同じで、容器の先端から異物が入るのを避けるのと、お子様の目に雑菌が入らないようにするためです。

②お子様を親御様の膝の上に寝かせます。

動いたりしないように、安心させてくださいね。

③お子様に目をつぶってもらいます。

目薬の先端が目の方をむいているのを怖がるというのが、お子様が目薬を嫌がる理由の一つです。

④まぶたを閉じた状態で目頭に1滴目薬を落とします。

いまから目薬を落とすね、などと「いまから目に何かがくるよ」というのを伝えてから落とします。そうでないとびっくりして片方で終わってしまいますし、次回からじっとしてくれなくなることがあります。この際、目薬の容器の先端がまつげに触れないように気をつけて下さい。

⑤親御様の指で目を開けます。

やさしくまぶたを引っ張り目をあけるか、目尻を数回引っ張ることで、目薬が目の中に入っていきます。

⑥あふれた薬液をやさしく拭き取ります。

ティッシュや清潔なガーゼなどであふれた薬液をふきとってください。

⑦お子様をほめます。

目薬の苦手なお子様が頑張って目薬をさせたので、これは素晴らしいことです。ほめてあげましょう。

 

これでも嫌がるお子様の場合は熟睡しているときに、目頭に1滴 目薬を落とします。あとは上の④と⑤と同じように目尻を数回引っ張って目薬を目の中に入れます。

眠りが浅いと片方の目に目薬を落としたときに起きてしまいます。熟睡しているのを確認してから目薬をさしましょう。

お母様だけでなく、ぜひお父様にもこの記事を読んでいただいて点眼のお手伝いをしていただければと思います。